その先の課題

こんにちは(*^^*)

一つ前の記事「嬉しい報告♪♪」 を読んでいただき違和感を覚えた方はいらっしゃいませんか?


この子、わたしに

先生のおかげです。

と言ったのです。


この言葉自体に問題があるわけではないのですが
この子の場合、
「こんな自分を満点取れるようにしてくれてありがとうございます。」
というニュアンスが含まれているのです。

今までの発する言葉を聞いていると、それがよくわかります。

答えまでたどり着く前にわたしを呼んで
「先生。このやり方で合ってる?」
と聞くのです。

わたしは
「手順通りにやってるなら合ってるんじゃない?」
と言って合っているかの判断はしません。

じゃあ前でやってみよう、というと
まず最初に出てくる言葉が
「無理無理無理無理」
です。

必死に拒否します 笑

それでも前に立たせますがww

最終的に答えを導き出せるところまで持っていきます。

こうして成功体験をさせていきます。


以前、日記「ひきつけてぇ〜からのぉ〜」 にも書きましたが
今はわたしに「引きつけた」ところです。

これから「強さ」を与えていきます。

教わった通り(先生の言った通り)にやってみよう。(自分への不信≦先生への信頼)

自分で出来る。(自分への不信≦自分への信頼)

自分が出来る。(自分への信頼)

という風に。

そして、今までこちらから与えられた課題等に取り組んでいただけだったのを
自分で見つけて、自分で計画をたてて、自分で自分の道を作り
進んでいくようになって行きます。

それが、「転換させ」「手放す」段階です。

受験までになんとかここまで持っていきます。


生徒が笑顔になるのはもちろん嬉しいですが
そんなお子さんを見たときの保護者の方々の笑顔は
本当に嬉しいものです(^^)/