ネガティブの温泉に浸かるクセ?

昨日、中学三年生の数学の授業がありました。


成績の良し悪しって、当然ですが脳みその良し悪しじゃないんですよね。

能力開発をしたかしなかったかは「脳の発達」の違いを生むかも知れませんが
普通の公立の幼稚園、公立の小学校、公立の中学校と進んでいる場合は
脳の発達もそれほど差はないはずです。

成績の良し悪しは


習慣の違い


ですね。


もうね、本当に、それしかないですよね。

習慣というと、「一日何時間勉強する」とか
そういう「行動」の方ばかり目が行きますが
本当の習慣は「思考」です。

普段、どんな思考の習慣でいるか、ですね。



うちの子を例に出してしまいますが

新しい単元に入って、やり方を学んで、問題を解くときに
その手が止まることはほとんどありません。
それは、「問題を解く」という以外のことを考える時間が1秒もないということです。

初めてトライするわけですから、正解しないかもしれない。

でも、そんなこと考えないんです。

今、教わった通りの手順でやるだけなんです。

すると、正解だろうが不正解だろうが
早く結果が出ます。

正解だったら、自信につながります。

不正解だったら、不正解という結果がわかり
間違えた原因を探し始めます。

原因を見つけ出したら、次はそれを改善して
取り組むだけです。
そして正解し、自信につながります。

「自信」のある子は凄いですよ。解くスピードが。
すると当然、同じ時間内に取り組む問題数も増えます。
ということは、経験も増えます。
いろんなパターンの問題に取り組むことができます。
そうした結果、テストで出されるいろんなパターンの問題と「初対面」なんてことが
無くなってきます。
もし、「初対面」の問題さんと出会っても、動揺しません。
多くの経験の中から、知恵を絞って解いていくのです。

テストの間も、「解く」こと以外のことを思考しません。



では、成績のよろしくない子はどうでしょうか。

問題を解いていて気になるのは
「止まっている時間」です。

え?わからないから止まってるんじゃないの?

考えてるんじゃないの?
と思うかもしれませんが、本当にそうでしょうか?

だって、教わったようにやればいいだけですよ?


例えば、この道をまっすぐ行って、3つ目の信号を左に曲がる。
と教えて貰ったら、まっすぐ行って、3つ目の信号を左に曲がればいいだけなんです。


それなのに止まっているのは
わからないから?
考えているから?

「まっすぐ」がわからない?
「3つ目」を数えられない?

そんなことはありませんよね?


長くなるので続きは次回へ***